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ドーマル『空虚人と苦薔薇の物語』(風濤社)刊行記念 巖谷國士氏★トーク&サイン会 ~『類推の山』の話中話、世にも不思議な物語~ 14/11/25 19:00- |

『ドーマル『空虚人と苦薔薇の物語』(風濤社)刊行記念 巖谷國士氏★トーク&サイン会 ~『類推の山』の話中話、世にも不思議な物語~』
http://www.tokyodoshoten.co.jp/blog/?p=7441
14/11/25 19:00- (開場18:30) 参加費800円(ドリンク)
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ルネ・ドーマルの未完の冒険小説『類推の山』(河出文庫)を熱愛するファンは多い。未完でありながら、あるいは未完であるからこそ魔術的な魅力をはなつこの「非ユークリッド的」作品のなかで、みごとに完成された「話中話」として登場するのが「空虚人(うつろびと)と苦薔薇(にがばら)の物語」です。
双子の少年モーとホーが大いなる智恵を求めて高山をさまよい、ついに神秘の苦薔薇と空虚人にめぐりあう美しく切ないメルヘンですが、本書はそれのみを独立させ、練達の幻想画家・建石修志氏の描きおろした繊細優美な挿絵の数々を配して、1冊の瀟洒な「絵本」に仕上げたものです。
学生時代に原書に触れて感銘を受け、この話中話から訳しはじめたというシュルレアリスト巖谷國士氏が、『類推の山』の魅力と未完であることの美しさについて、「空虚人と苦薔薇の物語」を核心に据えながらトークします。
自著とシュルレアリスムの文学・美術・写真をめぐって、また森や庭園や都市、旅や遊びやメルヘン、瀧口修造や澁澤龍彦などをめぐって、数知れない講演を重ねてきた巖谷氏ですが、『類推の山』とこの話中話について語るのは初めてのことです。
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at : 東京堂書店神田神保町店6階東京堂ホール
東京都千代田区神田神保町1丁目17番地
tel.0120-400-361
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・参加方法他詳細 上記URL先参照