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科学開講!京大コレクションにみる教育事始展 展 15/03/05 - 05/23

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『科学開講!京大コレクションにみる教育事始展 展』

http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_002982.html

15/03/05 - 05/23 入場無料

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幕末から明治における日本は、貪欲なまでの熱意で近代科学を学ぼうとしていた時期でした。西洋から伝わった未知の知識・思想は、若者たちにどのように伝えられたのでしょうか。本展では、科学教育の黎明期を、京都大学の前身である旧制第三高等学校で使用された実験道具や標本などのコレクションを通してひも解きます。
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近代科学が開花する
実験と観察が伝える学びのかたち
京都大学の前身である旧制第三高等学校(以下、三高/1894年発足)は、1869年に化学と物理の学校として大阪に開講した舎密局(せいみきょく)を始まりとしており、科学教育に力を注いでいました。当時のエリート学生は、実験によって物理を体感し、精緻な標本や模型で生命を理解し、掛図を教科書の補助として学んでいたといいます。科学という新しい概念を体験するため、高価な機材が多数ヨーロッパから買い集められ、やがて日本でも新たに作られるようになり、それらを用いて日本の近代化を推進する人材を育成していたのです。
京都大学総合博物館には、これら日本の近代科学の始まりを物語る貴重な資料が数多く残されています。
会場では、三高で使われていた物理実験機器や生物標本、教育掛図など約100点を展示します。今では見慣れない実験機器は、一体どんな原理・原則を調べる道具だったのか、想像をかきたてます。一方、拡大して内部構造を明らかにする生物標本の数々は、身近な生物の中にも驚きや発見が多いことを教えてくれます。 また当時の最高技術を駆使して製作された機器の機能美や標本の精巧美にもご注目ください。
優れた教材の数々から、時代の最先端に近づこうとした質の高い教育を今に伝えるとともに、科学開講の瞬間を追体験していただければと思います。
見どころ
①物理実験道具
物理の実験道具は「力学」「音響学」「光学」「熱学」「電磁気学」のセクションに分けご覧いただきます。 主な展示として「電磁気学」からは、ウィムズハーストが1800年に開発した誘導起電機をご覧いただきます。この装置は高電圧を簡単に発生させることのできる機器として当時の学校教育現場に広く普及しました。「力学」からは、物体の角度や角速度を測るジャイロスコープや真空および大気圧を示す実験に使うマグデブルクの半球などの機器のほか、化学分析に不可欠であった化学天秤を展示します。この製品は日本で最初に天秤を作った守谷製衡所(守谷定吉)のもので、国内での製造が難しかった頃の貴重な資料です。細部の精巧さから職人の高度な技術をうかがい知ることができます。「光学」からは、ニュートンの実験を再現する教材として、光の再合成器を紹介します。太陽光をプリズムで屈折させ7色に分解し、角度を調節した7つの鏡で反射させ白色に戻すという光のスペクトル実験は、光を理解するのに重要でした。
②生物標本
生物標本の分野からは、自然界の生物や現象を研究する際に使われた「ミツバチの模型」、「カイコの模型」「カタツムリの模型」などを展示します。本来は解剖しないと見られない内部まで詳細に、しかも拡大した状態で観察できる標本は、教材として大きな役割を果たしました。また、両生類の受精卵・細胞分裂模型は、発生の仕組みの不思議さを真実に迫る迫力で伝えます。さらに、当時から世界的に有名であったドイツの標本商、クランツ商会から買い集められた岩石や鉱物標本もご覧いただけます。これらの標本の数々は、観察や研究には欠かせない資料として活躍しました。
③教育掛図
教育掛図は教科書の副教材として、絵で教え学ぶ役割がありました。数ある掛図の中から、今回は実物を4点、映像で15点を紹介します。古生物図や周期律表、解剖図といった理系分野の掛図をご披露します。石版印刷ならではの独特な色合いと、詳細に描き込まれた細部にまで眼を凝らしてご覧いただけます。
④現代に引き継がれた背守り・百徳着物
このようなかつて日本にあった衣文化を今に継承する女性お二人の作品をご覧いただきます。背守り収集家でもある鳴海友子さんは孫の誕生を機に現代版の「背守り」をつくり始めます。それはご自身で染めたTシャツに背守りをつけるというもの。孫への祈りが込められたオリジナリティ溢れる作品です。三瓶清子さんは金沢の真成寺で百徳着物と出会い、それ以来ライフワークとして「百徳着物」を作り続けています。三瓶さんの母が残した膨大な量の端切れ、それを大切にしてきた母の思いを百徳着物に受け継ぎます。約700枚もの端切れが用いられた百徳着物は圧巻です。
展示にあたり、関係の皆様には多大なるご協力を賜りました。この場をかりて厚くお礼申し上げます。
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at : LIXILギャラリー ギャラリー1 (東京)
東京都中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
tel. 03-5250-6530
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・その他詳細 上記URL先参照
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