明治大学平和教育登戸研究所資料館 第5回企画展「紙と戦争-登戸研究所と風船爆弾・偽札-」 開催中 - 15/03/21

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『明治大学平和教育登戸研究所資料館 第5回企画展「紙と戦争-登戸研究所と風船爆弾・偽札-」』

http://www.meiji.ac.jp/noborito/info/2014/6t5h7p00000i01ky.html

開催中 - 15/03/21

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 陸軍登戸研究所では、戦時中、紙を使った2種類の兵器の開発を行っていました。一つは和紙を使った風船爆弾(ふ号兵器)、もう一つは偽札です。
 風船爆弾(爆弾・焼夷弾を吊るした直径10mの水素気球)は、1944年11月以降、約9300発が放たれ、1000発以上が目標の北米大陸に到達したとされています。この気球本体は、和紙をコンニャク糊で貼り合せたもので、全国の和紙産地と女子労働力を大動員して生産されました。本年は風船爆弾放球70年を迎えることに加え,風船爆弾用気球紙開発協力を要請された埼玉県小川町で作られている「細川紙」がユネスコの無形文化遺産登録の見通しとなり,注目が高まっています。
また、中国経済の攪乱を目的に1939年に参謀本部によって命じられた中国蒋介石政権の紙幣(法幣)の偽造には、当時の最高水準の紙漉き・透かし・印刷技術が用いられました。1942年以降、大量生産された偽造紙幣は当時の額面で40億円(1945年の日本の国家予算の5分の1相当)にのぼったとされています。
 今回の企画展では、この紙を使った兵器に焦点をあて、当時の和紙・洋紙製造技術がどのようなもので、伝統的な和紙技術がどのように風船爆弾製造に利用されたのか、近代において発達した洋紙技術がどのように偽札製造に動員されたのかを、当時の貴重な現物展示をまじえて明らかにします。
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at : 明治大学平和教育登戸研究所資料館
神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1明治大学生田キャンパス内
tel.044-934-7993
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・関連プログラム他詳細 上記URL先参照
・via : twitter/@meiji_noborito




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