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細江英公「薔薇刑」展 一度ミシマを忘れるために 前期:15/03/05 - 03/16 後期:15/03/18 - 03/31

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『細江英公「薔薇刑」展 一度ミシマを忘れるために』

http://fugensha.jp/?news=%E7%B4%B0%E6%B1%9F%E8%8B%B1%E5%85%AC%E3%80%8C%E8%96%94%E8%96%87%E5%88%91%E3%80%8D%E5%B1%95-%E3%80%80%E4%B8%80%E5%BA%A6%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%92%E5%BF%98%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81

前期:15/03/05 - 03/16   後期:15/03/18 - 03/31   (前期・後期で全点展示入れ替え)

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一度ミシマを忘れるために
 私たちは「ミシマ」についてあまりにも知りすぎてしまっている、ととりあえずは書き出すことができるだろう。三島由紀夫は作品において、エッセイにおいて、そしてその行動において、誰よりも饒舌に、饒舌すぎるほどに自己を語った--あるいは、騙った--作家であった。また、私たちの前には「ミシマ」について、近親者による回想から伝記や研究書、果てはゴシップじみた暴露本の類いまで汗牛充棟、一生かかっても読みきれないほどの書物が存在している。あの「1970年11月25日」は、それを生きた人々にとってはあまりに特権的な日付であり、日頃は文学になど一顧だにくれないような俗人でさえ「あの日」自分はどこにいたか、どうやって「あのこと」を知ったか、さらにはなぜ「ミシマ」は「あんなこと」をしたのかなどという解釈……それはえてしてどこかの論者の見解をひどく通俗的に矮小化したものであるのだけれど……に至るまで語って倦むことがない。私たちにとってはむしろ「ミシマ」について知ってしまったことを知らなかったかのようにふるまうこと、あたかも「ミシマ」など忘却してしまったかのように生きることこそが困難なのであり、あるいはその意味で三島由紀夫という作家は不世出の大天才として空前絶後の偉業を為し遂げたのだと言ってもいいかも知れない。
 『薔薇刑』の諸作品を見るとき、しかし私たちにはあの「ミシマ」を一旦すべて忘れ去るための手掛かりが与えられるようでもある。そこに収められた写真は時としてあまりに「ミシマ」的な意味が充満して見えるかも知れないけれども、よく目を凝らしてみればそこに表象されているのは畢竟、黒と白、明と暗とのコントラストに過ぎず、それと知らずに手渡されたら被写体が「ミシマ」であることさえ気付かずに過ごしてしまうような作品さえままある。ある哲学者は、人間の身体で最も深い部分は皮膚だと言った。私たちはこれらの写真において「ミシマ」と呼びならわされてきた人間の「皮膚」すなわち表面部にして最深部を見ることになる。その体験に対して誠実であるとき恐らく私たちは、「ミシマ」を忘れるというあのあまりにも困難な、不可能にすら近い所業へと知らず知らずのうちに近付いていることだろう。
吉田隼人
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写真家・細江英公による、三島由紀夫を写した衝撃的作品『薔薇刑』から、写真集未掲載作品を含むオリジナルプリント41点を、一ヶ月展示・販売いたします。
割腹自殺というセンセーショナルな最期を遂げ、私たちの脳内に強烈な印象を残したミシマ。
しかし『薔薇刑』の中に生きる「ミシマ」は、私たちの知る、どの「ミシマ」とも異なります。この展覧会が、みなさんがもう一度「ミシマ」をとらえなおす契機となれば幸いです。
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・3/18(水)18:30-19:30 細江英公生誕パーティ&後期オープニングパーティ
細江英公さんもいらっしゃいます。
みなさまご自由にご参加下さい。ちょっとしたお飲物も用意してございます。
・【先着順】3/22(日)14:00-16:00
講演会「薔薇刑と童貞のエクリチュール~三島由紀夫と春日井建」(出演:水原紫苑)
要・事前申し込み,ドリンク付きチケット¥1,500
三島に現代の定家と称された歌人・春日井健と、薔薇刑の作品を対比しつつ、三島由紀夫と春日井建の関係性について、春日井建のお弟子さまであられます水原紫苑さんに語っていただきます。水原さんのお話から、新しいミシマ像が垣間見えると思います。
・【先着順】3/28(土)14:00-15:30
プラチナプリント講習会(出演:細江賢治)
要・事前申し込み,ドリンク付きチケット¥1,500
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at : コミュニケーションギャラリー ふげん社
東京都中央区築地1-8-4 築地ガーデンビル 2F
tel.03-6264-3665
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・イベント予約方法他詳細 上記URL先参照
・via : twitter/@fugensha




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