薬草の博物誌 -森野旧薬園と江戸の植物図譜-展 Museum of Medicinal Herbs 16/03/03 - 05/21

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『薬草の博物誌 -森野旧薬園と江戸の植物図譜-展 Museum of Medicinal Herbs』

http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_003358.html

16/03/03 - 05/21

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薬草を主とした本草学が中国から渡来し盛んになった江戸時代。それは近代に向かって博物学へと発展していきました。本展では、江戸時代から続く森野旧薬園と当時描かれた薬草を中心とした植物図譜を通して、幅広い本草の世界へとその魅力を紹介します。
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精緻な観察で描かれた植物の姿
280余年経た薬草園に、面影をみる
私たちにも馴染み深い漢方薬。その元になっているのが江戸時代に発展した本草学です。江戸後期には原料の一種である薬草は幕府により国産化政策がとられるほど貴重なものでした。当時人々の関心も高く、それを裏付けるように多くの本草書や図譜が出版されました。そして薬草から植物全般へと研究、または興味の範囲が広がっていくのもこの時代です。
そのころ薬草への造詣が深い人物として現れたのが森野初代藤助(とうすけ)通貞(みちさだ)(号:賽郭(さいかく))です。先の幕府の政策にも尽力した賽郭は現存する日本最古の私設薬草園「森野旧薬園」を開設します。晩年には約千種の動植物の姿を、自然科学的な観察眼で色鮮やかに描いた『松山本草』を完成させました。この薬草園には今も薬草に関わる温故知新の知恵が息づいています。
森野旧薬園の存在をきっかけとする本展は、「薬草」に焦点を当てながら、賽郭の意思を忠実に受け継ぐ森野旧薬園を紹介するとともに、江戸の初期から後期、そして本草学が近代植物学へ移行する時期までに描かれた主要な植物図譜の変遷を、約90点の実資料の他、写真、映像などで展観します。それらを通して、当時の人々が薬草を含む植物に注いだ熱い眼差しを感じ取っていただければ幸いです。
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at : LIXILギャラリー ギャラリー1
東京都中央区京橋 3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F
tel. 03-5250-6530
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