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追悼 大野一雄2016 「大野一雄 ひとりごとのように」上映 16/06/01 19:00- |

『追悼 大野一雄2016 「大野一雄 ひとりごとのように」上映』
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
16/06/01 19:00-
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今年も大野一雄さんの命日に『ひとりごとのように』を上映!
大野慶人さんによる一夜限りのスペシャルステージも開催!
一昨年に逝去された大津幸四郎監督も、毎年この上映会を楽しみにしていました。
皆様にとって、大野一雄の踊りと大津幸四郎の映画に出会うきっかけとなれば嬉しいです。
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6月1日は、舞踏家・大野一雄さんの命日です。
限りない哀しみと溢れるばかりの愛で、そこにある魂に気付かせてくれる舞踏は、逝去しても尚、言葉にならない感動を多くの人に与え続けます。
人はみな人間である以前に、こころとからだをもつダンサーなのかもしれません。
人生 KEEP ON DANCING!
大野一雄はいつまでも踊り続ける。
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<スタッフ>
撮影と監督 大津幸四郎 (ドクメンタリ映画/第1回監督作品)
撮影/大津幸四郎 松尾秀一
録音/守屋英一
音楽デザイン・ピアノ演奏/本田成子
編集/後閑信弥
MA/データ・アート プロデュース/山口一也 木暮優治
協力/大野一雄舞踏研究所
パークタワー・アートプログラム
飛騨世界文化センター
製作・配給/クエスト
photo C Naoya Ikegami
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<出演>
大野一雄
大野慶人 溝端俊夫
ジョアン・ソレル 大野一雄舞踏研究所研究生
磯崎新(織部賞選考委員) 松岡正剛(織部賞選考委員)
梶原拓(岐阜県知事) 大倉正之助(鼓)
佐藤陽子(ヴァイオリン) 大野悦子(衣装)
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<ストーリー>
2000年、大野一雄は腰を打ち、歩行不能におちいる。やむなく、病院で治療を受ける。
数日後、激痛が治まると一雄は舞踏研究所に逃れ、徹底的な身体の鍛え直しから再生の道をスタートさせる。
2001年、一雄の子息、大野慶人の舞踏をめぐる思索とWorkshopから映画は始まる。ワーク・ショップでは一雄も踊る。床に伏し、転がり、全身で舞踏にぶつかっていく。何としても、もう一度自分の踊りを踊りたい、その欲求と生来の強靱な意思とが、一雄を回復に導く。
95才の誕生日を祝う舞台公演の話が持ち上った。公演に向けてのリハーサルが進む。その頃、一雄に言葉の障害が起こりはじめる。日常生活の喜怒哀楽を、舞踏で表現しようとする。インタビューに踊って答える。ひとりごとのように踊る。
公演は、じっと椅子に坐った不動の構えと空間を生き物のように舞い踊る上半身や手指の表情、靜と動の対比の妙味の中で、成功裡に終った。
織部賞受賞のため、六百キロの列車の旅に出る。車椅子の旅の不自由さも意としない。
受賞後のアンコールに応えて、踊る。一雄の高揚はすさまじいばかり。その覇気は舞台に溢れ、客席を圧倒する。賞に対する敬意と授賞の喜び、そして丁寧な返礼の舞踏は、観客の祝福の拍手に包み込まれる。
大野一雄はいつまでも踊り続ける。
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at : ポレポレ東中野
東京都中野区東中野4-4-1/ポレポレ坐ビル地下
tel.03-3371-0088
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・上映作品及び上映日程詳細 上記URL先参照